海外FX業者XM(XMtrading)はトレーダーに人気です。
ですが、自分に合っていなければ「退会したい」と考えるのも自然でしょう。
「資金が尽きてしまった・・・。」
「他の海外FX業者に乗り換えたい・・・。」
「長期間取引していない、FX自体やめようかな・・・。」
今回はXMの退会(解約)方法や退会前に確認しておきたいポイントなどを紹介します。
スムーズにXM口座を停止するためにチェックしてください。
XMを退会する前に確認しておきたいポイント
XMでのトレードを「辞めよう」と思った理由はさまざまでしょう。
しかし、手続を行う前に、本当にXMを退会して「後悔しないか?」「困らないのか?」確認することをおすすめします。
ポイント①証拠金・ボーナスは残っていない?
XMの口座に証拠金が残っている場合は退会手続き中にエラーが発生します。
指定銀行に出金するか、別の口座(FX業者)に資金移動しましょう。
もしボーナスが残っていても消滅してしまいます。
せっかくためた利益やボーナスを無駄にしないよう、あらかじめ確認してください。
また、出金処理中は退会(解約)ができません。
最後の出金(送金)処理から24時間経過している必要があります。
XM口座に残高が残っているなら、すぐに退会できないことを知っておきましょう。
ポイント②ポジションを保有していない?
XMではポジションを保有している場合、解約・退会はできません。
ちなみにポジションの決済から24時間以上経過していないと退会処理が行われません。
ポジションを持っているかどうか確認したい場合は会員マイページにログインします。
「オプションを選択する」→「保有ポジション」から現在保有中のポジション・予約注文を確認できます。
ポイント③取引履歴書はダウンロードした?
XMで一度でも取引したなら、取引履歴書をダウンロードしておきましょう。
FXによる利益(損失)は確定申告しなければいけません。
退会後にはMT4・MT5にログインできなくなるので、データを確認できません。
パソコンから取引履歴書をダウンロードします。
(※スマホから閲覧はできますが、ダウンロードは不可です。)
XMの取引履歴書をダウンロードする手順は以下の通りです。
- XMのMT4(またはMT5)にログイン
- ターミナルの「口座履歴」→「期間のカスタム設定」を選択
- 期間を設定(2019年の場合は、2018年1月1日から2018年12月31日までの1年間)
- 「OK」をクリック
- 右クリックをし、「レポートの保存」をクリック
- 「確定申告」が必要かチェック
ファイル下部の「Closed Trade P/L」が、確定損益金額です。
給与取得者で20万円、給与取得者以外は38万円を超えていると確定申告が必要です。
ポイント④デモ口座の資金残高がなくなった?
もしXMのデモ口座の資金が0円になったから「退会したい」と考えているなら、ちょっと待ってください。
XMデモ口座は最大5つまで同時に作ることができます。
しかも1つのメールアドレスで5つまでなので、Gmailやヤフーメールなどのフリーアドレスを活用すれば実質無制限です。
「デモ資金がなくなった」・「口座タイプを変更したい(間違えた)」だから、「退会」する必要はないのです。
レバレッジ変更やEA(自動売買プログラム)のテストなども同様で、わざわざXMを解約しなくてもいいです。
XMでデモ口座の複数口座を持ち、無料で練習を行いましょう。
XM会員を退会する方法
XMの会員退会はとっても簡単で、2分程度で終わります。
会員マイページから取引口座解約のボタンをクリックしていくだけです。
XMの会員を退会する具体的な手順を紹介します。
- XM会員ページにログイン
- 「マイアカウントの概要」→「オプションを選択する」をクリック
- 「口座を解約する」→「取引口座を解約する」をクリック
- XMから届くメール内の「取引口座を解約する」をクリック
- 再度「取引口座を解約する」をクリック
XM複数口座を一気に解約する方法
XMは1アカウントにつき最大8つまで複数口座を運用できます。
会員退会するにはひとつひとつ口座を解除(削除)するのですが、いくつもあると面倒ですよね。
そんなときは口座凍結を使って退会(解約)しましょう。
XM複数口座を一気に解約する具体的な手順を紹介します。
- XMの口座残高を0円にする
- 90日間取引せず、放置する
口座残高があり、取引がされていない口座は月5ドルの口座維持手数料が発生し、自動的に引き落とされます。
この状態では休眠口座とみなされます。
しかし、XMの口座残高が0円になると口座凍結、事実上の退会(解約)と判断されます。
3〜4個以上の口座を持っている方は、放置からの口座凍結のほうが手数料も少なく済み、楽だと感じるでしょう。
XMニュースレターを停止する方法
XMでデモ口座・リアル口座を登録するとニュースレター購読になります。
口座解約をしてもメールは届くので「迷惑メール」「うっとうしい」と思うでしょう。
XMニュースレター購読を停止する具体的な手順を紹介します。
- XMのサポートに連絡する
- 口座ID・ニュースレター停止希望の旨を伝える
XMメール(support@xmtrading.com)は平日24時間、ライブチャットは平日9時~17時対応です。
XMデモ口座を解約する方法
XMデモ口座の解約方法はリアル口座と異なります。
会員マイページではなく、XMサポートに連絡するだけです。
XMデモ口座を解約する具体的な手順を紹介します。
- XMのサポートに連絡する
- 口座ID・デモ口座解約の旨を伝える
メール(support@xmtrading.com)は平日24時間、ライブチャットは平日9時~17時対応です。
今後もXMを使わないようなら、ニュースレターの停止希望も合わせて伝えておきましょう。
デモ口座自体は閉鎖されますが、メールアドレスは登録されたままになっているためです。
XM退会を取りやめる方法
XM退会の手続きを進めていたけれど、「やっぱりXMを続けたい!」と思った時はどうすればいいのでしょうか。
もうキャンセルできないのでしょうか。
複数の口座を持っていて、口座の解約をしているときはすぐに処理されてしまいます。
しかしXMの退会は口座解約から24時間経過するまで決定ではありません。
思い直したときはできる限り早く、XMにログインしましょう。
24時間以内であれば退会を中止(取りやめ)できます。
慌てて退会取りやめをしなくてもよいよう、退会手続きの前に「本当に問題ないのか?」と考えたほうが無難です。
まとめ
海外FX業者XM(XMtrading)を使っていて退会(解約)したいと思ったら、すぐにできます。
ただ、手続き前に資金・ボーナスの出金や取引履歴書をダウンロードしておかないと困ることになります。
先に確認しておきたいポイントはこちら。
- ポイント①証拠金・ボーナスは残っていない?
- ポイント②ポジションを保有していない?
- ポイント③取引履歴書はダウンロードした?
- ポイント④デモ口座の資金残高がなくなった?
問題無いようなら手続きに入りましょう。
リアル口座の場合は会員マイページから、デモ口座の場合はXMサポートの連絡で行います。
もし「やっぱりXMでトレードしたほうがいいかも・・・。」と感じたときは手続きから24時間以内にログインしてください。
XMを退会(解約)するのは簡単ですが、後悔しないように気をつけてくださいね。
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