「MT4(またはMT5)を初めて使う・・・。」
「チャートを自分好みに変更したいけど、どうすればいいのか分からない・・・。」
「パソコンもスマホも使う予定だけど、設定方法は同じなの?」
海外FX業者・XM(XMtrading)にてトレードを始める方、MT4(またはMT5)は早めに慣れておきたいですよね。
今回はパソコン版・スマホ版両方のチャート設定方法を解説します。
基本的な操作の仕方を知り、チャートを編集すれば、ぐんとトレードしやすくなります。
口座開設後にプラットフォームMT4をインストールしたなら、まずは設定から始めましょう。
設定①通貨ペアのチャートを表示する
MT4の初期設定では、希望の通貨ペア(銘柄)が表示されているとは限りません。
まずは取引したい通貨ペアを表示します。
パソコン版の手順
- 「気配値表示」上で右クリック→「すべて表示」をクリックする
- 通貨ペア上で右クリック→「チャート表示」をクリックする
他にも、
- 気配値表示ウインドウからドラッグ&ドロップ
- メニュー「ファイル」→「新規チャート」をクリックする
- 左上の「+」アイコンをクリックする
といった方法もあります。
スマホ版の手順
- 「気配値」画面→右上の「プラス」をタップする
- シンボル追加で「Forex1〜3」をタップする(※メジャー通貨は「Forex3」に入っている)
- 希望通貨ペアの左側「+」をタップする
削除する場合は以下の手順で行ないます。
- 「気配値」画面→左上の「ペンマーク」をタップする
- 通貨ペアの左側にチェックを入れる
- 右上の「ゴミ箱マーク」をタップする
設定②ローソク足を表示する
MT4の表示には3種類あります。
- バーチャート:縦棒の上側が高値・下側が安値を表す
- ローソク足(キャンドルスティック):ヒゲと実体で高値安値・始値・終値を表す
- ラインチャート:価格の終値を一本の線で表す
初期設定では「バーチャート」になっているので、最もポピュラーな「ローソク足」に変更します。
パソコン版の手順
- 「メニュー」→「チャート」から「ロウソク足」をクリックする
または上部メニューバーから「ロウソク足」をクリックでも可能です。
ローソク足の間隔が狭くて見づらいときは、ツールバーの虫眼鏡アイコンをクリックすると拡大・縮小されます。
スマホ版の手順
- 下部メニューの「設定→「チャート」をタップする
- 「ローソク足」をタップする
設定③時間足を変更する
MT4では時間足が9種類あります。
初期設定ではH1(1時間足)になっています。
- M1:1分足
- M2:5分足
- M15:15分足
- M30:30分足
- H1:1時間足(60分足)
- H4:4時間足(240分足)
- D1:日足
- W1:週足
- MN:月足
トレードスタイルに合わせて時間足を変更しましょう。
パソコン版の手順
- 上部メニューバーの「チャート」→「Timeframes(タイムフレーム)」をクリックする
- 希望の時間足をクリックする
または、メニューバーでワンクリック変更も可能です。
「M1」「M2」などの時間足が表示されていない場合は、以下の設定を行ないます。
- 上部メニューバーの「表示」をクリックする
- 「ツールバー」→「時間足設定」をオンにする
他にもチャート画面から右クリック→「時間足設定」でも変更できます。
スマホ版の手順
- 左上の時間足表示(初期設定では「H1」と表示されている)をタップする
- M1(1分足)〜MN(月足)が表示される
- 希望の時間足をタップする
設定④色を変更する
MT4ではチャートの背景色・ローソク足の色が変更できます。
初期設定では黒白になっているので、「見づらい」と感じる方も多いのではないでしょうか。
好きなように設定しましょう。
パソコン版の手順
- 上部メニューバーの「チャート」→「プロパティ」をクリックする(チャート右クリックでも可能)
- 下記項目で好きな色を選択し、「OK」をクリックする
- 背景色
- 前景色
- グリッド
- 上昇バー
- 下降バー
- 上昇ロウソク足
- 下降ロウソク足
- ラインチャート
- 出来高
- Askのライン
- ストップ・レベル
迷ったら、以下の設定にしてみてください。
- 上昇ロウソク足:青
- 下降ロウソク足:赤
- 上昇バー:青
- 下降バー:赤
色を変更するとプレビュー画面で確認できるので、雰囲気が分かりやすいです。
スマホ版の手順
- 下部メニューの「設定」→「チャート」をタップする
- 「カラー」をタップする
- 「スキーム」の「Custom」をタップする
- 下記項目をタップし、好きな色を選択・保存をする
- 前面
- グリッド
- 上昇バー
- 下降バー
- 上昇ローソク
- 下降ローソク
- ラインチャート
- ボリューム
- ビッドプライスライン
- アスク価格ライン
- トレードレベル
- ストップレベル
迷ったら、以下の設定にしてみてください。
- 上昇バー:青
- 下降バー:赤
- 上昇ロウソク足:青
- 下降ロウソク足:赤
設定⑤インディケータを表示する
MT4にてインディケータ(インジケーター)を表示させれば、取引を有利に進められます。
今回は「移動平均線(Moving Average)」を追加してみます。
デフォルト以外にも無料のインディケータが公開されているので、チェックしてみてください。
パソコン版の手順
- 上部メニューバーの「挿入」→「インディケータ」をクリックする
- 「トレンド」→「Moving Average」(希望のインディケータ)をクリックする(またはチャート上にドラッグ&ドロップ)
設定画面が表示されるので、詳細を決定してください。
削除する場合は以下の手順です。
- チャート上で右クリック→「表示中のインディケータ」をクリックする
- 削除したいインディケータを選択、「削除」をクリックする
またはメニュー「チャート」→「表示中のインディケータ」から削除も可能です。
スマホ版の手順
- 上部メニューの「Fマーク(インディケータ)」をタップする
- 「メインウィンドウ」→「Moving Average」(希望のインディケータ)を選択する
- 設定画面にて詳細を決定したら「完了」をタップする
削除する場合は以下の手順です。
- 上部メニューの「Fマーク(インディケータ)」をタップする
- 削除したいインディケータの「編集」をタップする
- 赤いマイナスボタン→「削除」をタップ
チャートに戻れば、インディケータが削除されています。
設定⑥定形チャートを保存する
MT4で自分の好みに設定したら、他のチャートにも反映させましょう。
「チャートごとに毎回変更するのは面倒くさい!」
と思った方、安心してください。
パソコン版なら「定型チャート(テンプレート)」という機能を使えば、簡単にコピーできます。
パソコン版の手順
- コピーしたいチャート上で右クリックする
- 「定型チャート」→「定型として保存」をクリックする
- 「templates」フォルダにて名前をつけて「保存」をクリックする
- コピー先のチャート上で右クリックする
- 「定型チャート」→「読み込み」(または「Enve」)をクリックする
- 保存フォルダが開くので、先ほど保存したファイルを選択する
- 「開く」をクリックする
まとめ
XM(XMtrading)を口座開設が終わったら、取引システム・MT4のチャート設定をしましょう。
以下の6項目を変更し、チャートをカスタマイズします。
- 設定①通貨ペアのチャートを表示する
- 設定②ローソク足を表示する
- 設定③時間足を変更する
- 設定④色を変更する
- 設定⑤インディケータを表示する
- 設定⑥定形チャートを保存する(※パソコン版)
XMの利用が初めてでも、直感的に操作できたと思います。
一度やり方を覚えてしまえば他の海外FX業者・一部の国内業者でも活用できます。
チャートを自分好みに作り、取引の精度を高めましょう。
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