不況の今、原油「WTI」取引に挑戦してみませんか?
XM(XMtrading)の原油取引はボラティリティ(価格変動)が激しくスワップポイントが発生しないため、中長期トレードに向いています。
この記事では「WTI」とはそもそも何なのか、取引できる種類の特徴についてやXMで取引する前に知っておきたいことなどをまとめました。
通貨ペアとはひと味違う「WTI」を知り、資産形成に役立ててください。
「WTI」とは
「WTI」は原油の総称です。
英語「West Texas Intermediate(ウエスト・テキサス・インターミディエイト)」の頭文字を取っています。
意味は「アメリカ西テキサス地方の中質原油」です。
アメリカの代表的な原油の先物商品のことで、この地方の原油は含有硫黄分が少なく形質で、ガソリンや経由が多く摂れるそう。
世界で最も取引されているため、世界の原油価格は「WTI」をもとに算出されます。
ちなみに原油の下落は景気悪化を意味し、FX投資家の間でもネガティブな雰囲気が流れます。
2020年9月9には「原油価格が5%下落」というニュースが流れましたが、この原油価格は「WTI」原油先物の価格なんです。
アメリカやインドなどで新型コロナウイルス感染症拡大が止まらず、需要の不透明感が数字に表れたようですね。
原油需要がコロナ前の水準に戻るまでに3年かかるという予想もあります。
「WTI」はあまり親しみがないようでいて、重要なキーワードなんですね。
XM原油4種類の特徴について
XMでは「WTI」を「OIL」と呼び、原油はあわせて4種類取引できます。
(※他のFX業者によっては「Crude OIL」とも呼びます。)
- OIL(WTI Oil)
- OLIMn(WTI Oil Mini)
- BRENT (Brent Crude Oil)
- GSOIL (London Gas Oil)
特にこだわりがなければ「OIL (WTI Oil)」または「OILMn (WTI Oil Mini)」を選びましょう。
簡単に商品の違いを説明します。
OIL (WTI Oil)
「OIL (WTI Oil /WTI原油)」は先述したとおり、アメリカ西テキサスが産地の原油です。
ニューヨークマーカンタイル取引所(NYMEX)で取引されています。
原油のなかで取引量・市場参加者数が圧倒的に多く、世界経済の動向を示す掲載指標のひとつになっています。
ただ、1ロット100バレル(Barrels)と保有ポジションが大きいので、ある程度資金に余裕があるトレーダー向きです。
OILMn (WTI Oil Mini)
「OILMn (WTI Oil Minil /WTI原油ミニ)」は「OIL (WTI Oill /WTI原油)」と基本的には同じですが、取引サイズが10分の1です。
つまり1ロット10バレル(Barrels)から取引できるということ。
投資資金の少ないトレーダーや原油取引を試してみたいトレーダーにはおすすめです。
しかもXMの口座(スタンダード口座・マイクロ口座・ゼロ口座)の種類に限らず、ミニサイズで取引できます。
初めての原油取引には「OILMn (WTI Oil Mini)」を選びましょう。
BRENT (Brent Crude Oil)
「BRENT (Brent Crude Oil /ブレント原油)」はイギリス圏で生産される油田です。
別名「北海ブレント原油」とも呼ばれます。
相場は「WTI」のプラス10ドルで連動した動きを見せることが多いです。
ちなみに「BRENT」は岩層区分(Broom・Rannoch・Etive・Ness・Tarbert)を意味しています。
GSOIL (London Gas Oil)
GSOIL (London Gas Oil /ロンドン経由)は経由の先物商品です。
他の3種類と異なり精製後の商品なので、原油取引に比べると10倍程度の価格になります。
また、1ロットは4トン(Tonnes)なので要注意。
XM原油取引のポイント
ではXMで「WTI」含む原油取引をする上で知っておきたいポイントを4つ紹介します。
通常のFX通貨ペア取引とは違うルールも含まれているので、しっかり確認しましょう。
ポイント①限月(期限)がある
XMの原油取引には「限月(げんげつ)」と呼ばれる満期が設定されています。
通貨ペアの取引をメインにしている人にはあまり馴染みがないですよね。
満期日になると強制的に決済されてしまいます。
例えば、「OIL-MAY20」などシンボルの後ろに限月が表記されていれば、5月20日までにポジションを売らなければいけません。
心配であれば、XM公式サイトのカレンダーを確認してください。
オープン・クローズ・満期が表示されています。
ポイント②スワップポイントはない
XMの原油取引にはスワップポイントがありません。
マイナス・プラスどちらも発生しないので、日をまたぐトレード・限月までの長期保有で損失を出すリスクはないのです。
逆に言えば保有だけでは利益も出ません。
スワップポイントについては考えなくてもよいでしょう。
ポイント③ボラティリティが大きい
原油取引はボラティリティ(値動き)が激しい特徴を持っています。
つまり、波に乗れば短期間でも利益を獲得しやすいです。
政治や経済などの影響で価格がよく動きます。
2020年3月から4月には新型コロナウイルス感染症の影響で原油消費が落ち込み、さらに産油国は原産合意しなかったため、原油価格が下落。
一時はマイナス価格を記録しました。
6月頃から安定し始めましたが、コロナ前の状態に戻るまでは時間がかかりますし、ボラティリティもまだ大きいです。
XMでは追証なしのゼロカットシステムが導入されているので、借金の心配をせずに挑戦できるでしょう。
ポイント④最大レバレッジは66.6倍
XMの原油取引は最大レバレッジが引き下げられています。
通貨ペアの最大888倍と比べると66.6倍(GSOILは33.3倍)は低く感じるかもしれません。
それでも国内FX業者よりは稼ぎやすいでしょう。
必要証拠金率は1.5%(GSOILは3%)。
原油取引はボラティリティが高いのでロスカットを食らいやすいです。
1ロット数千円でも購入できますが、必要証拠金は厚くしたほうが無難です。
これから原油取引を始めるなら数万円、できれば10万円あると安心でしょう。
まとめ
XM(XMtrading)で原油「WTI」取引しませんか?
ボラティリティ(値動き)が激しいため短期間でも利益を上げられ、スワップポイントはマイナス・プラスどちらも発生しません。
最大レバレッジは66.6倍、限月(期限)があるという点も知っておけば、XMのメリット(ゼロカットシステム)を上手く使って稼ぐこともできます。
XMで扱っている原油はこちらの4種類。
- OIL(WTI Oil)
- OLIMn(WTI Oil Mini)
- BRENT (Brent Crude Oil)
- GSOIL (London Gas Oil)
ロット数や最大レバレッジ・必要証拠金率が違うので、まずは「OLIMn(WTI Oil Mini)」から始めるのをおすすめします。
コロナショックで通貨ペアの取引を控えていても、原油「WTI」取引なら儲かるチャンスをつかめるはずでしょう。
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