【XM】ゴールド(XAUUSD / GOLD)の特徴・注意点 

基本手法

ゴールド(XAUUSD / GOLD)価格の値上がりが起きている2021年。

ゴールドはボラティリティが大きいため、大きな利益を狙えます。

XM(XMTrading)でゴールドのトレードを考えているのではないでしょうか。

しかし通常の通貨ペアとは違うので、「トレードしたいけど手が出せない」と感じているトレーダーも多いですよね。

そこで今回は、XMでゴールドのトレードを始めたい方に向けて、特徴や注意点を詳しく解説していきます。

ゴールドはボラティリティが高い!

ゴールドにはいくつかの特徴があるのですが、最大の魅力はボラティリティの高さでしょう。

その値幅を求めてたくさんのトレーダーがゴールドに投資をしています。

ドル円等の場合は1日で100Pips以上動く事はほとんどありませんが、ゴールドの場合は100Pips位なら普通に動きます。

たったの1日で1,000Pips以上動くこともあります。

短期トレーダーやスキャルピングトレーダーにとっては、このボラティリティの大きさは注目すべきでしょう。

ゴールドは安全資産!

ゴールドは他の金融資産と比較すると、安全な資産であると言われています。

「金本位主義」という言葉があるように、人類は古来からゴールドを珍重してきました。

全世界で価値を認められたゴールドは、多少の価格変動はあったとしても価値を失うケースはほぼ無いでしょう。

レアメタルであるゴールドは、希少性だけでなくその特性からも工業製品などに利用されています。

特に電子基板の回路には無くてはならない金属です。

スマホやPCがここまで普及した現代においては、ゴールドはますます必要不可欠。

そうした高い資産価値を持つゴールドに投資をすることが「安全」「推奨」と考えられているのですね。

ゴールドは資産管理が重要!

ゴールドはボラティリティが大きいので、資金管理が非常に重要になってきます。

特に上下の振り幅も大きいので、中途半端な損切りを入れてしまったり、証拠金ギリギリのフルレバレッジトレードをするとあっという間にロスカットされてしまいます。

値動きを読むのはもちろん重要ですが、ロスカット水準をどこに取るかも、勝負を左右します。

大切な資金を守るために、損切り幅の設定と証拠金維持率を適切に保った資金管理を徹底しましょう。

エントリーする時間足の直近のボラティリティを頭に入れた上で、「どこまで動く可能性があるか」を見極めながら損切りを入れましょう。

特にドル円などをメインにトレードしている方は注意してください。

ゴールドも同じ感覚でトレードすると、値幅が違い過ぎるので思わぬ損失を被る危険性が隠れています。

証拠金維持率の目安

「証拠金維持率をどの位に保つのが良いか?」というのは難しい問題です。

自分が許容できる損失額にやトレードスタイルによっても大きく変わります。

スキャルピングを行うトレーダーと長期トレードを行うトレーダーでは、目安になる証拠金維持率は変わってきます。

ここではあくまでも目安として解説していきますが、一般的に資金に対して許容損失額が少ないほど証拠金維持率を高く保つ必要があります。

また、ポジションの保有期間も長ければ長いほど、証拠金維持率を高く保った方が安全です。

例えば、デイトレードにおいて、資金が10万円で1回の損失許容額が資金の10%の1万円だとします。

この時、ゴールドの適正な維持率の目安は300%〜400%です。

LOT数に換算すると、大体0.15LOT(1.5万通貨)に相当します。

この場合、70Pips弱逆に動くと損切りにかかる計算です。

デイトレードとして比較的リスクをとった設定ですので、より損失を抑えたトレードをしたい場合はロット数を落として維持率を高めましょう。

いつもの取引以上に、資産管理を慎重にするべきでしょう。

ゴールドは利益を狙えるが損失も覚悟を

ボラティリティが大きいということは、利益を大きく伸ばせる反面、損失額も膨らみやすい傾向にあります。

通貨ペアを含めたXMでの扱いがある投資対象の中において、ゴールドは最も難易度の高い投資対象です。

非常に激しい上下の値動きが見られるため、余裕を持った証拠金維持率でエントリーすることをおすすめします。

値幅や値動きの激しさで言えば、”殺人通貨”と呼ばれるポンドの動きをはるかに上回ります。

また、ゴールドは景気の動向にも左右されやすい特徴を持っています。

特徴や難易度を理解した上でエントリーしないと、一瞬で資金を溶かしてしまうかもしれません。

XMゴールドの取引詳細

XMでゴールド(XAUUSD / GOLD)を取引するには、通貨ペアとの違いに注意しましょう。

具体的には取引単位と値幅が異なります。

XMでは、ゴールドの取引単位(コントラクトサイズ)が「100」と設定されています。

実際にポジションを持つ時の必要証拠金額は、次の通りです。

ロット数×コントラクトサイズ(100)×ゴールド価格(ドル)÷レバレッジ(888倍)

例えば、ゴールドの価格が1800ドルの時に1ロット(10万通貨)持つのに必要な証拠金額を計算してみましょう。

1×100×1800÷888=202ドル(1ドル100円ならば20200円)

このように約2万円の証拠金で1ロットのポジションを持つことができます。

また、ゴールド価格はドル表示ですが、1800.00ドルから1810.00ドルになったとすると、100Pips動いたことになります。

通貨ペアの表示に慣れていると間違えやすいポイントですので、気をつけましょう。

売買については通常の通貨ペアと同様に買いと売りでエントリーが可能です。

MetaTraderでのシンボル(通貨表記)は「GOLD」で、CFDsのPrecious Metalsのカテゴリーに属しています。

ゴールドをXMで取引する上での注意点

XMでゴールド(XAUUSD / GOLD)を取引する上での注意点はこれまで解説してきた通り、次の点です。

  • 表示形式に注意する
  • ボラティリティの大きさに注意する
  • 世界経済の影響に注意する
  • スプレッドに注意する

ゴールド価格がドル表記ですので、Pips計算の時に位を間違えないようにしましょう。

また、ボラティリティは他の通貨ペアと比べても非常に大きいので、注意深く取引します。

すぐにトレードを始めるのではなく、しばらくチャートを分析し、値幅の目安を掴んだ上でエントリーするほうが良いでしょう。

加えて、ゴールドは現物資産として買われるケースもあり、世界経済の影響を強く受けます。

経済の動向にも気を向けておく必要があります。

特に世界がリスクオフムードになると安全資産のゴールドが買われるので、価格が上昇します。

利益獲得のためゴールドを選択するのも良いですが、十分に知識・資金を蓄えてから挑戦するのがおすすめです。

まとめ

ゴールド(XAUUSD / GOLD)の特徴や注意点について解説してきました。

ゴールドはそのボラティリティの大きさから、非常に魅力的な投資対象です。

リスクを抑えながらトレードを行うことが出来れば、収益チャンスを大きく広げることが可能になります。

特にXM(XMTrading)では、ゴールドの最大レバレッジも888倍までかけられますので、少ない資金でもトレードを始めることができます。

SNSでは一発逆転を狙ったフルレバレッジトレードをしている投稿が見られます。

しかし、ゴールドを投資対象としてトレードするなら、特徴を理解し、資金管理を徹底した上で行いましょう。
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