大統領選挙は相場・XMにも影響大!レバレッジ制限中は慎重にトレードを 

米国経済に関する用語

FXを取引するなら政治イベントはチェックしなければいけません。

2020年11月3日(火)、アメリカ合衆国大統領選挙が行われました。

2期目の再選を目指す共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン候補の実質的な一騎打ちの選挙戦は、歴史的な大接戦となりました。

さらに、新型コロナウィルスの影響により、郵便投票を利用した有権者も多くいたため、投開票作業に非常に時間がかかった点も注目を集めましたよね。

この記事では、「そもそも、アメリカ大統領選挙とはどういった仕組みなの?」といった疑問を解決しつつ、XMへの影響についても解説していきます。

歴史的な政治イベントとXMレバレッジの関係を理解し、今後のトレードに活かしましょう。

アメリカ大統領選挙の仕組みとは

アメリカの大統領選挙が、日本の選挙と大きく違う点は「勝者総取り方式」であるという点です。

各州には人口に応じて、「選挙人」と呼ばれる有権者の代表が割り振られており、候補者はこの選挙人の数を争います。

選挙人の総数は50州合計で538名です。

カリフォルニア州55人、テキサス州38人、フロリダ州29人と州によって差があります。

そして、その州で得票数の多かった勝者は、州の選挙人全員を獲得する事が出来ます。

選挙人の合計が過半数を超えた候補者が大統領に選出されるのです。

この「勝者総取り方式」では、例え総得票数が上回っても選挙人を獲得出来ていなければ、勝利する事が出来ません。

実際、2016年にトランプ大統領が当選した時は、総得票数では200万票以上ヒラリー・クリントン候補の方が上回っていましたが、選挙人を多く獲得したのはトランプ大統領でした。

「勝者総取り方式」では、選挙人の多い州を制する事が出来るかどうかが鍵となるのです。

また、州によって共和党が強い州、民主党が強い州、支持率が拮抗している州があり、特に支持率が拮抗している州を制することで選挙戦を有利に進められます。

2020年のアメリカ大統領選挙は歴史的大接戦

アメリカ大統領選挙は4年に1度投票が行われます。

ちょうどオリンピックが行われる年に行われるので、覚えやすいかもしれません。

(※もっとも今年のオリンピックはコロナウィルスの影響で1年延期されました。)

投票日は「11月の第1月曜日の翌火曜日」と、法律によって定められています。

2020年の今年の場合は11月2日が第1月曜日でしたので、投票日は翌火曜日の3日に決まりました。

実質、共和党と民主党の2大政党から選出された候補者同士で争われます。

今年は再選を目指す共和党のトランプ大統領と、それを阻止したい民主党のバイデン候補の戦いとなりました。

下馬評ではバイデン候補の優勢が伝えられていましたが、投票が近づくにつれて、急速にトランプ大統領が追い上げた形となりました。

結果的に、民主党のバイデン候補が選挙人の過半数を獲得し、次期大統領に選出される予定です。

ただし、トランプ大統領側は選挙に不正があったとし、未だに敗北を認めていません。

今後「不正の証拠を出す」とも発言しています。

今のところ決定的な証拠は出てきていませんので、このままの状態ならバイデン候補が大統領になるはずです。

アメリカ大統領選が為替に与える影響とは

大統領選挙は経済大国であるアメリカのトップの選挙なので、株価や為替にも大きく影響を与えます。

特に、民主党政権と共和党政権では経済対策も大きく変わってきますので、投資家にとって非常に大きなイベントと言えます。

それだけ注目を浴びるだけに、選挙前の報道や候補者の発言等によっては、株価や為替が極端に動く事もしばしば起こります。

一般的には共和党の候補が勝利すれば円安になり、民主党の候補が勝利すれば円高になるというアノマリー(法則)的なものがあります。

これは、政策や経済対策等の政党の考え方の違いからくるものですが、為替に対しては貿易への考え方の違いが特に大きいです。

保守派である共和党は自由貿易主義を掲げており、リベラル派である民主党は保護貿易主義を掲げています。

保護貿易主義の場合、自国の輸出産業を有利にするために、ドル安を志向するというわけです。

「民主党の方が円高になる」と言われているわけですが、景気対策や財政出動などにより、必ずしもアノマリー通りに為替が動くわけではありません。

アメリカ大統領線 前後はこまめにチャートをチェックすべきです。

XMのレバレッジ規制はトレーダーを守る為

アメリカ大統領選挙のような大きなイベントが発生すると、市場の流動性の変化や不安定な値動きによって、価格が突発的に大きく動きます。

予測不可能な値動きはリスクを高め、トレーダーが思わぬ損失を被ってしまう可能性も高くなります。

さらに突発的な大きな値動きのリスクはトレーダーに限らずFX業者にも及びます。

当然XMも例外ではなく、政治的ビックイベントの際には大きなリスクにさらされる事になります。

そこでXMでは、政治的ビックイベントなどの時に、投資家保護やXM自体のリスク回避の観点からレバレッジ制限をかけるケースがあります。

2020年の大統領選挙においては、投票日の3日から4日までの間、最大レバレッジが規制される可能性を示唆していました。

(※実際には規制はかかりませんでした。)

ちなみに2016年の大統領選挙時は、投票日から翌日まで最大レバレッジが100倍に規制されました。

XMのレバレッジ規制はトレーダー・業者双方のために行われるのです。

XMがレバレッジ規制をする場面とは

XMでレバレッジが規制されるのは主に3つのパターンがあります。

  • 政治的ビックイベント等で為替の急変が予想される時
  • マイナー通貨ペアのトレードを行う時
  • 有効証拠金が一定額を超えた時

アメリカ大統領選挙のような政治的ビックイベントでレバレッジ規制が行われる場合、XM側が投資家保護の観点から倍率や日程を決定します。

もちろん事前にメール等で連絡はありますが、基本的にはイベントの影響によりレバレッジも変動する為、条件が設定されているわけではありません。

また、一度規制されると全トレーダーが対象になるので、期間中は解除する事は出来ません。

自動的に解除されるのを待つほかありません。

マイナー通貨ペアについてもレバレッジはあらかじめ設定されていますので、トレーダー側でレバレッジ規制を解除する事は出来ません。

あまりメジャーではない通貨ペアをトレードしたいなら、取引前にレバレッジを確認しておきましょう。

有効証拠金が一定額を超えた場合のレバレッジ規制については、証拠金を出金等すればレバレッジ規制を解除してもらう事が出来ます。

ちなみにXMでは有効証拠金が200万円を超えると、レバレッジが200倍に規制され、1,000万円を超えると、100倍に規制されます。

その際は、XMのサポートデスクに解除依頼のメールを送る必要があります。

まとめ

XMではアメリカ大統領選挙のような政治的イベントがある際には、レバレッジ規制がかかる事があります。

ハイレバレッジトレードを目的としているトレーダーにとっては、レバレッジが規制されてしまうのは「迷惑」と感じるかもしれません。

しかし、レバレッジ制限はトレーダーの資産を保護する事を目的として行われています。

見方を変えると、レバレッジ制限がかかっている間は非常に相場のリスクが高まっているとも言えますので、低レバレッジで慎重にトレードすべき場面です。

大統領選に限らず、XMでレバレッジ規制がかかるような相場では、無理をせずにトレードしましょう。
↓今回のおすすめ書籍↓

コメント

タイトルとURLをコピーしました