【XM】フィボナッチで有利に立つ!特徴・表示方法・ポイントまとめ

インジケーター(テクニカル)

FXテクニカル分析のひとつ、「フィボナッチ」。

「フィボナッチ」は森羅万象のさまざまな現象に当てはまることで有名で、FXでも当てはまると言われています。

XM(XMtrading)でトレードするなら「フィボナッチ」を頭に入れておくのがおすすめ。

この記事では、「フィボナッチ」を活用した「フィボナッチライン」の特徴とMT4・MT5での表示方法・使う上でのポイントを紹介します。

FXトレードを有利に進められるようになる「フィボナッチ」、ぜひ活用してください。

何でも数字で説明できる!?フィボナッチとは

ヒマワリ・アンモナイト・オウムガイの殻・銀河系宇宙のらせん。

まったく関係ないように見えるこれらは「フィボナッチ」で表すことができます。

「フィボナッチ」とはイタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが発見した数列です。

0、1、1、2、3、5、8、13、21、34・・・と続いていくのですが、数字を言われてもピンと来ませんよね。

フィボナッチ比率は「黄金比」とも呼ばれ、「美しい」と感じる数字としても有名です。

特徴はいくつかあるのですが難しいので、簡単にまとめると、「フィボナッチ」は自然の摂理は数字で説明できるということ。

そして、人間が集まって作り出している為替の値動きも「フィボナッチ」で予想できるのではないか、と考えられました。

XMのプラットフォームMT4・MT5では「フィボナッチ」を活用したラインを表示させる機能がついています。

利用トレーダーも多いので、触ったことがない初心者トレーダーは一度見てみて欲しいです。

「フィボナッチ」はFXトレーダーとしてぜひ覚えておきたいキーワードなのです。

フィボナッチライン5種類の特徴

MT4・MT5では「フィボナッチ」を活用したラインとして5種類が用意されています。

  • 「フィボナッチ・リトレースメント」
  • 「フィボナッチ・タイムゾーン」
  • 「フィボナッチ・ファン」
  • 「フィボナッチ・アーク」
  • 「フィボナッチ・エクスパンション」

もっとも有名なのは「フィボナッチ・リトレースメント」です。

それぞれの特徴を簡単に紹介します。

「フィボナッチ・リトレースメント」

「フィボナッチ・リトレースメント」はチャートの高値または安値を指定し、価格変動に応じて価格の戻りを表示します。

押し目の終わり・トレンド転換を予測するのに適していて、フィボナッチ系の中で最も人気が高いです。

「フィボナッチ・タイムゾーン」

「フィボナッチ・タイムゾーン」はチャートの高値または安値を指定し、いつトレンドが変わるかの目安を表示します。

未来予測のひとつで、エントリーポイントを探る方法として利用できます。

「フィボナッチ・ファン」

「フィボナッチ・ファン」はチャートの高値または安値を指定し、3本の線を表示します。

レジスタンス(抵抗)・サポート(支持)を表し、比較的長期間のトレードに向いています。

「フィボナッチ・アーク」

「フィボナッチ・アーク」はチャートの高値または安値を指定し、アーク(弧)を表示します。

上昇・下降のタイミングを予測します。

「フィボナッチ・エクスパンション」

「フィボナッチ・エクスパンション」はチャートの高値または安値を指定し、未来のレジスタンス(抵抗)・サポート(支持)を表示します。

決済ポイントを見極めるためによく使われます。

フィボナッチラインを引く方法

フィボナッチラインはパソコン版・スマホ版どちらのMT4・MT5でも簡単に表示できます。

やり方を分かりやすく紹介します。

PCでフィボナッチラインを引く方法

パソコン版MT4・MT5でフィボナッチラインを引いてみましょう。

  1. MT4またはMT5を起動
  2. メニューバー「挿入」→「オブジェクト」→「フィボナッチ係数」をクリック
  3. 5種類のツールから選択
  4. 起点となる場所でクリック、終点までドラッグ

以上でパソコン版MT4・MT5でフィボナッチラインを引くことができます。

スマホでフィボナッチラインを引く方法

スマートフォン版MT4・MT5でフィボナッチラインを引いてみましょう。

  1. MT4またはMT5アプリを起動
  2. 「図形アイコン」→「オブジェクト追加」をタップ
  3. 5種類のツールから選択
  4. 起点となる場所でタップ、終点までタップし続ける

以上でスマホ版MT4・MT5でフィボナッチラインを引くことができます。

フィボナッチラインの設定を変更する方法

フィボナッチラインは初期設定のままでも使えますが、自分好みにカスタマイズすることもできます。

色・表示期間などを変更したい場合は以下の手順で行います。

(※パソコン版での変更方法です。)

  1. フィボナッチラインが表示されているチャートの画面で右クリック
  2. 「表示中のライン等」→「Fibo」→「編集」をクリック

以上で色・レベル・表示期間などの設定を変更できます。

フィボナッチラインを使うポイント

フィボナッチラインの特徴や表示方法を理解したら、次はトレードへの活用方法を確認しましょう。

フィボナッチラインを使いこなせるようになれば、一気に勝率が上がること間違いなしです。

長い時間軸を確認する

フィボナッチラインはチャートの時間軸が長いほどより強く、より長く機能する傾向です。

分足や時間足だけでなく、日足や週足でも表示してみましょう。

チャート形成にかかる時間も長くなりますが、より正確な状況を把握できる可能性が高いです。

また、短期間であっても相場が荒れるシーン(経済指標や要人の発言)ではフィボナッチラインが強いです。

たくさんのトレーダーがチャートを見ているので、メンタルを反映するフィボナッチラインは良いアプローチ。

押し目や戻りを確認したいなら、フィボナッチラインが威力を発揮します。

逆張りで優位に立つ

フィボナッチラインは順張りが基本ですが、順張りにも活用できます。

トレンドが発生しているときに、向き・強さを確認してからフィボナッチラインを表示させましょう。

  • 相場がゆるやかな上昇トレンドでは、上昇調整でフィボナッチラインにタッチしたら買い
  • 相場がゆるやかな下降トレンドでは、下降調整でフィボナッチラインにタッチしたら売り

反対方向にエントリーすると、有利に進められるはずです。

情報を組み合わせて信頼性を高める

フィボナッチラインだけではなくFXツール全般に言えることですが、ひとつの情報で判断するのはやめましょう。

他の指標や理論と組み合わせると、より情報の信頼性を高められます

例えば、「エリオット波動」と「フィボナッチ・リトレースメント」を組み合わせてみてはいかがでしょうか?

また。「フィボナッチ・リトレースメント」をつかいたい場合も「フィボナッチ・アーク」・「フィボナッチ・エクスパンション」などを重ねて、線が密集しているところを見てみるのも一つの手です。

予想の根拠を増やせば、情報の信頼性がぐんとアップするでしょう。

まとめ

海外FX業者XM(XMtrading)のプラットフォームMT4・MT5にはさまざまなツールが描写できます。

その中でも知っておいてほしいのが「フィボナッチ」です。

  • 「フィボナッチ・リトレースメント」
  • 「フィボナッチ・タイムゾーン」
  • 「フィボナッチ・ファン」
  • 「フィボナッチ・アーク」
  • 「フィボナッチ・エクスパンション」

5種類はそれぞれの数字をもとに計算、ラインが表示されます。

特に「フィボナッチ・リトレースメント」は押し目買いや戻り売りに使われているので、ぜひ覚えましょう。

「フィボナッチ」はFX相場の動きさえ自然の摂理とおなじように「数字で説明できる」と考える、興味深いテクニカル分析です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました