「レンジ相場よりもトレンド相場のほうが利益を出しやすい。」よく聞く話ですよね。
しかし、トレンド相場だからと言って必ず勝てる訳ではありません。
トレンドの発生や強さ・方向性をしっかり把握した上で、適切な手法でトレードしなければ負けてしまいます。
チャートを分析しやすくなるサポートツール、インジケーターを活用してください!
そこで今回はトレンド相場で役立つ、おすすめの無料MT4インジケーターを紹介します。
トレンドの方向性が色で分かる「PZ Super Trend」
「PZ Super Trend」はトレンドの方向性を判断するインジケーターです。
MT4標準搭載のATR(Average True Range)というインジケータをもとにラインが表示されます。
上昇トレンドの場合は青色のライン、下降トレンドの場合は赤色のラインととても分かりやすい!
このラインを見て、損切り・利益確定を行います。
しかも他の時間足も簡単に確認できるので、判断を見誤りにくいのです。
ちなみに、日本人トレーダーの間ではまだそこまで認知度は高くありませんが、海外では有名だそう。
「PZ Super Trend」開発者はインジケーターを豊富に公開しており、名前に「PZ」がつく「PZ」シリーズはどれも優秀なんですよ。
「PZ Super Trend」なら、上昇トレンドか?下降トレンドか?一瞬で分かります。
「PZ Super Trend」をインストールするにはこちらをクリック
トレンド相場かレンジ相場かを判定「Damiani_volatmeter」
「Damiani_volatmeter」は今のチャートはトレンド相場かレンジ相場かが理解しやすいインジケーターです。
灰色と緑色の2本のラインが表示され、
- 緑色が灰色より上にある場合:トレンド相場
- 灰色が緑色より上にある場合:レンジ相場
になっています。
また、サブウインドウにも「TRADE(=トレンド相場だからトレードしよう)」または「DO NOT trade(=レンジ相場だからトレードしちゃダメ)」と表示されます。
緑色のラインが上にあるとき、つまり、「トレンド相場にトレードしましょう」とインジケーターは伝えているのです。
なぜここまでトレンド相場にこだわるのでしょうか?
レンジ相場では一定の値幅(レンジ)で価格が推移しているため、稼ぎにくい、というのは通説ですよね。
一方トレンド相場は上昇・下降が続くため、「安い価格で買って、高い価格で売る」が成功しやすいです。
特にFXトレード初心者の場合は、レンジ相場で無理に手を出す必要はありません。
トレンドがハッキリ分かったあとでポジションを保有すればいいのです。
「Damiani_volatmeter」を使えば、トレンド相場に入るまで待つことができます。
「Damiani_volatmeter」をインストールするにはこちらをクリック
トレンドラインを自動で引く「SHI_Channel_Fast」
「SHI_Channel_Fast」はトレンドラインを自動で引いてくれるインジケーターです。
起動するとチャート上に3本の白いラインが表示されます。
- 価格の上限(実線)
- 価格の中間(破線)
- 価格の下限(実線)
(※画像では分かりやすいように黄色のラインで示しています。)
トレンドに沿って動く価格の上限〜下限のゾーンを「トレンドチャネル」、価格の中間を「ミドルライン」と言います。
「トレンドチャネル」は売買タイミングの判断やトレンド転換の予測・確認に使われるので、ぜひ知っておきたい知識です。
そして、「SHI_Channel_Fast」はトレンドチャネルのラインとミドルラインを描いてくれるという訳です。
また、チャネルに直近価格が触れると赤いドットも表示してくれます。
トレンド判断基準の足の数(参照期間)も変更できるため、長期トレンドも短期トレンドも確認可能。
「SHI_Channel_Fast」ならトレンドのチャンスを視覚的に把握できます。
「SHI_Channel_Fast」をインストールするにはこちらをクリック
売買サインを矢印で表示する「ADXcrosses」
「ADXcrosses」は買いシグナル・売りシグナルを表示するインジケーターです。
DMI(方向性指数)をもとにしており、価格の変動幅(上昇・下落)を数値化してトレンドの方向性や強弱を分析します。
DMI(方向性指数)は当日の高値や前日の高値などから計算しなければならず、少し面倒。
計算式もややこしいので、あまり初心者向けとは言えません。
しかし「ADXcrosses」ではゴールデンクロスやデッドクロスした際、自動的にシグナル(矢印)が出ます。
つまり、チャート上に表示される赤い矢印や青い矢印を見るだけでOK!
青い矢印が買いシグナルで、赤い矢印が売りシグナルです。
パッと見るだけで分析が完了するので、スキマ時間にFXしているトレーダーにも向いています。
さらに売買のタイミングに加えて、トレンド発生や転換予測にも使えるので便利。
「ADXcrosses」を導入すれば、難しいDMI(方向性指数)を覚える必要はありません。
「ADXcrosses」をインストールするにはこちらをクリック
ラインタッチで通知する「AlertLine2」
「AlertLine2」はサポートライン・レジスタンスラインにヒットしたらアラート(通知)してくれるインジケーターです。
ラインは手動で価格を設定できるので、さまざまなシーンで活躍します。
チャート上に水平(サポレジ)ライン・トレンドライン(チャネル)を引いてチャンスを待っていても、24時間チャートの前に座ってられませんよね。
仕事をしたり、食事・睡眠をしたりといった一瞬の間にチャートは動きます。
あなたにも、絶好のタイミングを逃してエントリー・損切りが追いつかなかった経験、ありますよね。
「AlertLine2」ではラインに触れたときに音を出す・メールを送る、さらにスヌーズ機能などを設定します。
「AlertLine2」を設定しておけば、チャートを常時見ていなくても価格変動にいち早く気付くことができます。
「AlertLine2」をインストールするにはこちらをクリック
まとめ
トレンド相場でトレードするときにおすすめの無料MT4インジケーターを紹介しました。
- トレンドの方向性が色で分かる「PZ Super Trend」
- トレンド相場かレンジ相場かを判定「Damiani_volatmeter」
- トレンドラインを自動で引く「SHI_Channel_Fast」
- 売買サインを矢印で表示する「ADXcrosses」
- ラインタッチで通知する「AlertLine2」
FXでは闇雲に取引しても勝てません。
価格が大きく延びるトレンド相場でインジケーターを使うことで、勝率を上げ、利益を増やせます。
今回紹介した5つのインジケーターはすべて無料なので、ぜひ試してみてください。
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