「MT4のインジケーターはどれを使えばいいの?」
「そもそもインジケーターって何?」
「チャートに表示させるにはどうしたら?」
MT4にはインジケーターが標準装備されています。
今回はXM(XMtrading)ユーザーなら活用したいインジケーターを紹介します。
取引の勝率を高めるインジケーター、さっそく活用してみましょう。
インジケーターには3種類
MT4は最初からインジケーターが揃っており、大きく分けて3種類あります。
- オシレーター系
- トレンド系
- ボリューム系
それぞれ傾向が違いますので、まずは確認しましょう。
オシレーター系インジケーター
「オシレーター系インジケーター」はレンジ相場に向いています。
過去チャートや値動きを分析して、今後どうなっていくのかを予想します。
為替レートは過去と似た動きをするため、これまでのデータを取り入れることで「現在〜近い未来はこうなるだろう」とある程度の動きを掴めます。
「オシレーター系インジケーター」は逆張りに良く使われます。
トレンド系インジケーター
「トレンド系インジケーター」はその名の通り、トレンド相場に向いています。
過去チャートや値動きを分析して、トレンドに乗るべきかどうかを予想します。
相場の流れが見やすく、多くのユーザーが使っています。
「トレンド系インジケーター」は順張りに役立ちます。
ボリューム系インジケーター
「ボリューム系インジケーター」はトレーダーの取引量(出来高)を読めます。
取引が活発に行われている、つまり相場が活発に動いている状況が分かるため、次の行動を予想します。
相場の価格は買いたい人と売りたい人のバランスで決まります。
買いたい人が多ければ価格が上昇し、逆に売りたい人が多ければ価格は下降します。
「ボリューム系インジケーター」は利益を得るチャンスを見極めやすくなります。
まずはコレ!Moving Average(移動平均線)
「Moving Average(移動平均線)」は最もメジャーなインジケーターです。
指定した期間のレートの平均値を表します。
レートが上昇傾向か下降傾向かがパッと見て判断できます。
インジケーターの利用が初めてなら、まずは「Moving Average(移動平均線)」を試してみましょう。
表示方法
「Moving Average(移動平均線)」を表示する方法を説明します。
- MT4画面上部の「挿入」をクリック
- 「インジケータ」→「トレンド」→「Moving Average」をクリック
- 期間・スタイルを設定、「OK」をクリック
期間は21日がおすすめです。
日数が長いほどなだからなラインになります。
以上で「Moving Average(移動平均線)」がチャート上に表示されます。
バンドで見極め!Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
「Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)」は移動平均線に標準偏差を取り入れています。
アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案した「トレンド系インジケーター」の一種です。
「バンド」と呼ばれる上下の線が表示されており、この「バンド」内でレートが動くとされています。
下の「バンド」に触れれば価格が上がる傾向があるため買い、上の「バンド」に触れれば価格が下がる傾向があるため売るといった戦略を立てられます。
「Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)」は「バンド」とローソク足の接触からエントリーを考えます。
表示方法
「Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)」を表示する方法を説明します。
- MT4画面上部の「挿入」をクリック
- 「インジケータ」→「トレンド」→「Bollinger Bands」をクリック
- 期間・偏差・スタイルを設定、「OK」をクリック
偏差は1から3まで選べますが、2がおすすめです。
以上で「Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)」がチャート上に表示されます。
雲で判断!一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)
「一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)」はより細かい線が表示されるインジケーターです。
以下の5種類の線が表示されます。
- 転換線
- 基準線
- 遅行スパン
- 雲(上昇)
- 雲(下降)
日本人が開発したもので、トレンドの強さ・売買シグナルなどを一目でチェックできます。
特に、「雲」と呼ばれる先行スパンで囲まれた範囲に注目してください。
「雲」と今のレートを見比べることで、今のトレンドやトレンド転換点をつかめます。
「一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)」は視覚的に操作したい方に選ばれています。
表示方法
「一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)」を表示する方法を説明します。
- MT4画面上部の「挿入」をクリック
- 「インジケータ」→「トレンド」→「Ichimoku Kinko Hyo」をクリック
- パラメーターを設定、「OK」をクリック
パラメーターの数字はデフォルトのままでOKです。
線が5種類表示されるので、色や線の太さはお好みで設定しましょう。
以上で「一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)」がチャート上に表示されます。
素早くキャッチ!MACD(マックディー)
「MACD(マックディー)」はトレンドの転換と継続の目安を知ることができるインジケーターです。
日本語では「移動平均収束拡散手法」と呼ばれます。
短期の移動平均線と中長期の移動平均線の差を表しています。
他のインジケーターよりも先読みしやすく、買い・売りのタイミングが分かるため、初心者から上級者まで幅広く人気です。
一般的に「Moving Average(移動平均線)」で上昇トレンド発生を確認した頃には、すでに価格が上昇してしまいます。
「MACD(マックディー)」ならせっかくの機会を逃さず、勝率アップにつながります。
表示方法
「MACD(マックディー)」を表示する方法を説明します。
- MT4画面上部の「挿入」をクリック
- 「インジケータ」→「オシレーター」→「MACD」をクリック
- パラメーターを設定、「OK」をクリック
パラメーターの数字はデフォルトのままでOKです。
以上で「MACD(マックディー)」がチャート上に表示されます。
取引量を知る!Volumes(ボリューム)
「Volumes(ボリューム)」はボリューム系インジケーターで最も認知度が高いです。
価格変動(ティック)の回数を計測し、約定した注文数を大まかに知ることができます。
「Volumes(ボリューム)」は、「勢いのあるトレンド相場を見つけて利益を一気に増やしたい」と考えている方にぴったりです。
表示方法
「Volumes(ボリューム)」を表示する方法を説明します。
- MT4画面上部の「挿入」をクリック
- 「インジケータ」→「ボリューム」→「Volumes」をクリック
- パラメーター・レベル表示を設定、「OK」をクリック
以上で「Volumes(ボリューム)」がチャート上に表示されます。
まとめ
XM(XMtrading)で稼ぐためには自分に合うインジケーターを見つけることが大切です。
「このインジケーターなら必ず勝つ!」といったものはありません。
トレードスタイルや好みに合わせて、オシレーター系・トレンド系・ボリューム系を使い分けましょう。
FX初心者は以下の5つを試してみるのがおすすめです。
- まずはコレ!Moving Average(移動平均線)
- バンドで見極め!Bollinger Bands(ボリンジャーバンド)
- 雲で判断!一目均衡表(Ichimoku Kinko Hyo)
- 素早くキャッチ!MACD(マックディー)
- 取引量を知る!Volumes(ボリューム)
インジケーターの特性を理解し、相場を深く読めるようになりましょう。
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