XM(XMTrading)でのお悩みとして多いのが、出金トラブルです。
「出金拒否された・・・!?」
「なぜか出金できない・・・。」
「XMって悪徳業者なの・・・!?」
そんな時は不安を感じますよね。
ですが、ちょっと待ってください。
本当に、XMの出金ルールを理解していますか?
誤った方法で出金しようとしていませんか?
出金トラブルよくある5つのパターンと対策を確認しましょう。
パターン①ボーナスを出金しようとしている
XMではボーナスは出金できません。
3種類のボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスとXMポイントボーナス)が用意されています。
口座開設ボーナス3,000円をそのまま出金しようとしても、
「ボーナスも含まれているため出金できません。」
と言われてしまうのです。
不定期でボーナスが付与されることもあり、証拠金残高にすぐに反映され、自分の資金なのかボーナスなのか分からなくなってしまいますよね。
加えて、出金した割合に応じてボーナスも消滅することも注意です。
例えば口座残高が100,000円・ボーナスが20,000円、有効証拠金が120,000円とします。
10,000円の出金では口座残高の10%に相当するため、ボーナスの10%である2,000円も消滅します。
一度消えたボーナスは復活しません。
利益が出たからと言って、すぐに全額出金するとボーナスもすべて消えます。
もったいないので、出金のタイミングはよく考えるべきですね。
XMのボーナス分は出金できないこと、そしてボーナスは差し引かれることを覚えておきましょう。
対処方法
ボーナスの金額をXMマイページにて確認しましょう。
マイページ下部にて「Credit(クレジット)」と表記されている項目がボーナスです。
もし毎回確認するのが面倒なら、「XM Zero口座」で取引を行いましょう。
「XM Zero口座」はボーナスが付与されない分、スプレッドが狭く設定されています。
スキャルピングに有利なので、選択肢のひとつとして検討しましょう。
パターン②優先順位を守っていない
XMには出金の優先順位が決められています。
- クレジットカード
- オンラインウォレット
- 銀行送金
複数の方法で入金している場合、上から順に出金しなければいけません。
例えば、
- クレジットカード入金で100,000円
- オンラインウォレット入金で50,000円
- 利益分100,000円
の合計250,000円を出金するとします。
クレジットカード・オンラインウォレット入金は、同じルートでかつ入金金額までしか出金できません。
FXで稼いだ利益分は銀行送金のみとなっています。
つまり、
- クレジットカード入金で100,000円→クレジットカード出金で100,000円
- オンラインウォレット入金で50,000円→オンラインウォレット出金で50,000円
- 利益分100,000円→銀行送金で100,000円
の順番に行わなければいけません。
正しく進まないとエラーが発生します。
手間ではありますが、マネーロンダリングなどを防止するために必要なルールです。
出金に関する優先順位を知り、対応しましょう。
対処方法
優先順位を守り、手続きしましょう。
もしもクレジットカード出金できない場合は、
- 入金から長期間(おおよそ1年以上)経過している
- 入金時のカードを解約している
に該当している可能性が高いです。
これではクレジットカードでの出金ができないので、銀行送金となります。
複数の方法に分けて出金するのが面倒だと感じるなら、入金も銀行送金に統一するのがベターです。
パターン③海外銀行送金に対応していない
XMへ出金申請する時、海外銀行送金が可能な金融機関を指定しましょう。
以下の銀行は海外銀行送金に対応していないため、出金不可です。
- ジャパンネット銀行
- みずほ銀行(ネット支店のみ不可)
- ゆうちょ銀行
- じぶん銀行
- セブン銀行
- 新生銀行
こちらの金融機関に出金依頼をしても拒否されてしまいます。
他の銀行にて、手続きしましょう。
対処方法
希望の銀行にSWIFTコードが登録されているかどうかをチェックします。
銀行の公式サイトやスタッフに質問するほか、下記のサイトで調べられます。
参考:日本の金融機関のSWIFTコード一覧 – Wikipedia
もしも海外銀行送金に対応しているのに出金できないとしたら、入力情報が誤っているかもしれません。
銀行名称・住所・口座名義人名・口座番号などをアルファベットで入力するので、うっかりミスが多いようです。
特に初めて出金する際は間違えやすいので、何度も確認しましょう。
パターン④出金後の証拠金維持率が150%を下回る
XMはポジション保有中でも出金できますが、証拠金維持率150%以上に限ります。
証拠金維持率とは、有効証拠金÷証拠金×100で求めることができます。
少し分かりにくいので例を挙げます。
- 保有ポジションの証拠金:10,000円
- 口座残高:100,000円
この場合、出金できないのは15,000円(10,000円×150%)です。
残高から15,000円を引いた85,000円は出金できるという計算になります。
口座残高が無くならないよう調節し、出金金額を決めましょう。
対処方法
出金時はポジションを閉じましょう。
長期保有したいなら証拠金維持率から出金可能金額を割り出しましょう。
証拠金維持率150%に達しない場合は、出金NGです。
パターン⑤規約違反と見なされた
XMが規約違反と判断した場合は、出金できなくなる危険性があります。
- 複数口座(または複数業者)での両建て
- アービトラージ
- 週明け(月曜日)の窓開けを狙ったトレード
- ボーナスの不正な受け取り・悪用
- 接続遅延を利用したトレード
これらの行為は禁止されています。
ちなみに「アービトラージ」とは、二つの商品に生じる一時的な価格差を狙って取引する手法です。
「裁定取引」・「サヤ取り」とも呼ばれます。
通貨レートが業者によって微妙に異なる瞬間を狙い、同時に売り・買い注文を出します。
「アービトラージ」は、トレーダー側はほぼ100%利益になるとも言われます。
反面、FX業者にはメリットがありません。
XMをはじめほとんどの海外業者が禁止しているので注意しましょう。
加えて、ポジションが週をまたぐのもおすすめしません。
普通にトレードをする分には構いません。
しかし、土日に大きなイベントがあるのを知っていて、フルレバレッジでポジションを保有するのはアウトです。
「利益もしくはゼロカットを狙っている!」
とXM側に思われても仕方ありません。
規約違反が発覚すれば、出金を受け付けないどころか、レバレッジ制限をかけられたり、最悪口座を凍結されます。
対処方法
XMビギナーは、わざとでなくても規約違反に触れてしまうケースもあります。
規約を全文読むのは大変ですが、してはいけないことを把握するためにチェックしましょう。
もちろん、悪質なトレードはやめましょう。
複数人で行う両建ても確実にバレますよ。
まとめ
「XM(XMTrading)で出金できない!」
もしかして、以下の状況に当てはまっていませんか?
- パターン①ボーナスを出金しようとしている
- パターン②優先順位を守っていない
- パターン③海外銀行送金に対応していない
- パターン④出金後の証拠金維持率が150%を下回る
- パターン⑤規約違反と見なされた
本当は出金できるのに、ルールを正しく理解できていないゆえに起こっている問題かもしれません。
XMのルールを熟知し、スムーズに出金しましょう。
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