スワップ運用ならメキシコペソ!メリット・デメリットやXMでの運用方法

基本手法

スワップポイントを狙っていますか?

それなら「メキシコペソ」に注目!

「メキシコペソ」はトルコリラや南アフリカランドと並び新興国の高金利通貨として知られていて、数多くのトレーダーが取引しています。

日本円のマイナス金利に比べるとメキシコペソの政策金利はとても高いので、魅力的。

上級者はもちろん、初心者でも扱いやすい通貨です。

今回は、メキシコペソのメリット・デメリット、XM(XMTrading)でのおすすめ手法も紹介します。

「メキシコペソ」の特徴を知り、効率よく資産を増やしてきましょう。

メキシコペソとは

「メキシコペソ」は、新興国の高金利通貨として知名度が高い通貨です。

スワップポイントだけを狙って、「メキシコペソ」を選択するスワップトレード専門のトレーダーもいるほど。

また、今後は経済成長の余地も大きく、「メキシコペソ」の価値も上昇すると期待されています。

メキシコはアメリカの南部に位置し、南米大陸とアメリカを結ぶ国。

トランプ大統領就任後、メキシコとの国境に壁を建設するとのことで話題になりましたよね。

近年では工業化も進んでいて、機械・電子機器の輸出も大きく伸びています。

輸出先の約80%がアメリカのため、関係悪化はメキシコにとってはあまり良いことではありません。

ちなみに、メキシコは原油や銅などの資源輸出国のため、「メキシコペソ」は原油価格に左右されます。

特に地理的な要因から「WHI原油価格」との相関が強いです。

WHI原油とは、アメリカニューメキシコ州やテキサス州の原油の占める割合が多いので、これらの州に近いメキシコは影響を大きく受けると言うわけです。

「メキシコペソ」はスワップポイント運用だけでなく、将来性という面でも大注目ですね。

メキシコペソのメリット

「メキシコペソ」のトレードには3つのメリットがあります。

  • スワップポイントが大きい
  • 経済成長余地が大きく、価値が上がる可能性が高い
  • 新興国通貨の中では値動きが安定している

何と言っても、「メキシコペソ」のメリットはスワップポイントが大きいことでしょう。

売買差益による利益に加え、買いでポジションを保有していればスワップポイントも得ることができます。

特に、長期トレードがメインのトレーダーにとっては、スワップポイントが高い点は嬉しいですよね。

(※しかし逆に、売りで持つ場合はマイナススワップも大きくなるので注意。)

また、メキシコは新興国だけに、これから経済が大きく発展していく可能性を秘めています。

「メキシコペソ」の価値も上昇する可能性が高いので、先行投資として「メキシコペソ」を長い目でみて買うのも良いでしょう。

とは言え、一般的には新興国通貨は、金利が高い分値動きが荒いもの。

スワップポイントを狙ってトレードを始めたは良いが、価格が大きく下がって、スワップポイント以上の大損を出した・・・なんていう事例もよく耳にします。

ですが「メキシコペソ」なら大丈夫。

比較的値動きが安定しているので、長期保有にも向いています。

「メキシコペソ」は初心者にも挑戦しやすい通貨と言えるでしょう。

メキシコペソのデメリット

「メキシコペソ」をトレードするデメリットを考えてみましょう。

  • 世界経済の影響を受けやすく、ボラティリティが大きくなる傾向がある
  • 資源国の為、原油価格等の影響を強く受ける
  • アメリカ経済や政策の影響を受けやすい

新興国の通貨はメジャー通貨に比べると、不安定になりやすいです。

そのため、世界的な経済ショックなどのマイナスな事象が起こると、真っ先に新興国通貨は売られます。

リスクの高い通貨を持っておくより、安定した先進国の通貨や金などの現物に資金を避難させたい、と考えるトレーダーが増えるのです。

実際、2020年のコロナショックでは「メキシコペソ」は大きく影響を受けました。

世界経済の影響を受けやすいため、ボラティリティが大きくなる傾向がある、という点は忘れないようにしましょう。

また、メキシコは原油輸出国でもあるので、原油価格の影響も大きく受けます。

原油の価格が下がると「メキシコペソ」は売られ、逆に原油価格が上がると「メキシコペソ」は買われます。

そして、一番大きく影響を受けるのが、輸出の8割を占める相手国のアメリカです。

特にアメリカとメキシコは経済的結びつきは大きいものの、移民問題や薬物犯罪に絡んで、必ずしも良好な関係とは言い切れない状態です。

加えて、2016年にトランプ大統領が就任してからは、関係が悪化しています。

“アメリカファースト”を唱えるトランプ大統領は、メキシコは犯罪の温床であるとし、メキシコとの国境に壁を建設すると宣言しました。

事実、ドルペソのチャートを見ると、2016年以降「メキシコペソ」は売られ続けていることが分かります。

このように「メキシコペソ」はアメリカの影響を強く受けてしまうというデメリットも、頭に入れておきましょう。

メキシコペソおすすめの運用方法

XMでは、米ドル/メキシコペソ(USD/MXN)の通貨ペアをトレードできます。

ここからは米ドル/メキシコペソ(USD/MXN)のおすすめの運用方法を紹介します。

米ドル/メキシコペソ(USD/MXN)の魅力はやはりスワップポイント。

「メキシコペソ」をトレードするなら、スワップポイントを狙ったトレードが一番相性が良いでしょう。

そうなると、必然的に長期トレードで多くのスワップポイントを狙う戦略が有効になってきます。

XMでは米ドル/メキシコペソ(USD/MXN)なので、月足や週足で下落トレンドを探していくべきです。

長期足で下落トレンドを探し、日足や4時間足で売りのエントリーポイントを見つける手法です。

トレンドの発見にはダウ理論が有効ですので、下値を更新しながら上値を切り下げているポイントを探しましょう。

上手くトレンドに乗ることができれば、スワップポイントを獲得しながら売買益も獲得できるはず。

トレンドの判断にはさまざまな手法やテクニックがありますが、スワップトレードの場合は長期の運用です。

あまり厳格になり過ぎずに、ざっくり下落判断できる程度でもOKです。

ダウ理論だけでは不安な場合は、移動平均線やMACDなどを組み合わせて精度を上げるのも良いでしょう。

「メキシコペソ」の長期トレードで注意しなくてはいけないのは、急な価格変動に備えて、損切りを入れておくことです。

新興国通貨の中では安定している「メキシコペソ」でも、世界的な経済下落要因等の影響は先進国通貨に比べると大きく受けます。

予想以上にボラティリティが広くなるケースが考えられるので、思わぬ動きで強制ロスカットに合わないよう事前に損切りを入れておきましょう。

損切りは許容できる損失額を基に設定し、万が一損切りになっても再度エントリーできる資金量が残るように設定するのがベストです。

そして、「メキシコペソ」でもう一つ気に留めておくべき点がアメリカとの関係です。

現在トランプ大統領はメキシコに対して非常に強硬な策を打ち出しており、関係悪化が続いています。

その影響もあり、ペソ安の状態が2016年から続いています。

2020年の大統領選挙が行われましたが、今後どうなるか常にチェックしておきましょう。

まとめ

金利の高い「メキシコペソ」は、スワップトレードの代表通貨として人気があります。

しかも長期投資のため、チャートに張り付いてトレードをする必要もありません。

XM(XMTrading)の最大888倍レバレッジを活用すれば、より多くのポジションを保有できます。

スワップトレードの場合ポジションは多い方が有利になるので、XMと「メキシコペソ」は相性が良いですよ!

初心者でも、銀行に預金する感覚で始められます。

「メキシコペソ」のメリットだけでなく、デメリットも十分に理解した上で行ってくださいね。

XMでスワップポイント運用を考えているなら、「メキシコペソ」はイチオシです。
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